カンツメの碑


=>名柄から久慈にいたる途中。
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◎奄美には美人にまつわる不幸な話が多い。カンツメもその一人。
◎昔、島津藩によって黒糖の搾取が行われていた時代、奄美では「黒糖地獄」に苦しんだ末「家人(やんちゅ)」という奴隷同様の身分に身を落とす人も多かった。
◎名柄に住むカンツメは家人だったが、美人で働き者でやさしい娘だった。そんなカンツメのことを主人は秘かに想っていたが、カンツメが恋に落ちたのは、隣村(久慈)の岩加那という唄と三味線が上手な青年だった。
◎二人は名柄と久慈の間にある峠の山小屋でこっそりと会っていたが、ある日、それを知った主人が嫉妬心に狂いカンツメに酷い仕打ちを行う。そして思いつめたカンツメは、岩加那と二人で愛を交わした思い出深い場所で首をくくって自害したのだった。。
◎切々と歌われるカンツメ節には、カンツメの悲しい物語が響いている。

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