パブロフの魚
[2002.7.26]
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グッピーといえば、うちのグッピーはある習性を身に付けている。それは、意図的に仕込んだものではなく、いつの間にかそういう風に彼らが身に付けたようなのだが。。。
我が家のグッピーのエサは、ごく一般的な熱帯魚用「エサ」で、円筒形をしていて上部にワンタッチ式の簡単な蓋が付いている。ビン詰めの「ふりかけ」を想像してくれるとありがたい。エサはフレーク状で薄切りなので、互いがひっつきあって中からなかなか出てくれない。だから、エサをあげる時には水槽のふちにカンカンカンとぶつけて中味を叩き出している。
このカンカンカンが、ポイントのようだ。
僕がエサの筒を持ち、蓋を開け、彼らの頭上でカンカンしだすと、それまで比較的ゆるりと泳いでた彼らの尾びれは急速に筋肉の収縮を速め、水際に向かって慌ただしくのたうち始める。しかし、エサはそう簡単に出ていってはくれない。「おい、まだかよ」「どこ落ちてくんだよ」グッピー達の心の声が聞こえてきそうだ。僕がしばらくカンカンし続けると、観念したエサ達はまだいくらかの団結力を見せながら水際へと落ちていく。はらりはらりと。
「きたぜーきたぜー」
パブロフの魚たちは今日も元気いっぱいだ。