Who's フン
[2002.4.22]
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今日もまたチビと夕方の散歩に出かけた。チビはよく言葉のわかる賢い犬なので、たいていヒモ無しで散歩する。「こっちよ」と言えばついてくるし、「待って」と言えば待ってくれる。

これだけ面倒がかからない犬だと、散歩も非常に楽で、ほとんど放任状態である。チビの好きに歩かせて、その後を飼い主がついていくという感じ。

しかし最近は、その放任主義が度を超して、楽ちん主義となっていた。チビが自由に散歩しているだけではなく、飼い主も勝手気ままに散歩気分で歩いていた。

そして事件は起こった。

ひと通りいつもの散歩コースを歩いたチビの飼い主は、そろそろ家に帰ろうと思った。「たまには走って帰るかな」と思うや否や家に向かって駆け出す飼い主。それを見てチビもダッシュでついてくる。

あっ、、っとっと。

スピードがのりかけたところで、飼い主の目の前にチビの排泄物らしきカタマリが飛び込んできた。

らしき?

そう、らしき。

その日、ぼんやりと考え事をしながら歩いていた飼い主は、チビがウンコするところを確認してなかった。普段は、チビがウンコ体勢にはいるとそ知らぬふりで終了を待ち、すみやかに排泄物を回収するのだが、そういえば今日は確認していない。

「たぶんコレだろうな」と、飼い主はすみやかに物体を回収し再び走り出した。

あ、、っとっと。

走り出したと思ったら、またもや目の前にチビの出したものらしき物体が。

「コレも怪しい・・。ま、どっちかだろう」と、飼い主は再びすみやかに物体を回収した。

「よーし走るぞー!」

あ、、っとっと。

あっげーなんでー?

二度あることは三度ある。確かに格言はそう言うけれど、いくらなんでもそりゃ無いよ。飼い主の目の前にはまたもやチビの出した物らしきブツが転がっていたのだ。

その小ぶりっぷりといい、長いのと短いののコンビネーションといい、非常にチビのに似かよってる。

「仕方ない。これでもう間違いはないだろう」と、飼い主は三度すみやかに物体を回収した。

「くっそー走るぞー」

そして今度こそ飼い主は家に帰りつくことができた。

「やれやれ・・」

家に帰ると弟がチビを出迎えた。

「よかったねーチビー。また散歩してきたのー」

ん?また?

「おい、ショー。チビの散歩行ったわけ?」

「うん」

「マジでぇ。まさかウンコした?」

「うん」

「マジでぇ?!」

じゃぁ、俺が拾ったのはいったい誰のウンコやー!だーれーのーウンコやー!

うー


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