わんくぁー!
【12.10】
アントニオ猪木と僕は、お互いに叫びあってた。
猪木「わんくぁー!」
僕「わんくぁー?」
猪木が指を三本たてて「わんくぁー!」と叫ぶのだが、僕にはどうにもその意味がわからなくて、意味がうつらないまま「わんくぁー?」と指三本たててやってみるのに、猪木の方は納得がいかないらしく「ちがーう!」と言ってまた「わんくぁー!」と繰り返す。でもってこっちも一生懸命マネしてんのに、やっぱり猪木は納得してくれない。結局僕は、「わんくぁー!」と叫び続ける猪木に肩をガッチリつかまれて大きく揺さぶられながら、次第に意識が遠のいていった。そして気を失った瞬間に目が覚めた。
夢だった。
夢だったのに、猪木にやられてたように体は揺れていた。
地震だった。
震度5に揺さぶられながら僕はポツリ「わんくぁー・・」とつぶやいた。