親として兄として

【12.4】

弟と暮らし始めて1年半になる。彼は高校生だ。両親は離れた所に住んでいるので、僕が面倒を見ることになった。

それから1年半。

僕は自分の高校時代を思い出しながら、母や父に与えてもらった環境を同じように弟にも与えようと頑張ってきた。とにかく親として務めてきた。務めようとしてきた。

でも、それは違っていたのかもしれない。

僕は親代わりで一緒に住んではいるが、やっぱり弟にとって兄なのだ。なんでもかんでも僕がやることはない。せっかくの兄弟二人暮らし、これは彼にとっても学ぶチャンスなのだ。

「高校時代は兄と二人暮しだった」

そう、将来語る時に、兄弟暮しから得た生活力が彼には身についてなくてはならない。兄のぬるま湯につかっていたんじゃ、生活力は身につかない。

兄と二人暮し。弟として家庭の一員として、共同生活のいったんをちゃんと担ってもらおう。

構造改革。

小泉さん、あなたも頑張れ。


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