【主夫の年度末】

大高の朝課外が終わった。

早いものでもう年度末近し。年が開けてからのこの時期、「一月はいく、二月は逃げる、三月は去る」と言うように、アッという間に時が過ぎ去っていく。気が付けば二月も終盤。流されている。

思い返せば去年の4月。主夫1年生の門をくぐった。それから毎日のルーティーン生活。家事という名の日課を毎日こなしていった。

最初はさすがにきついことがあった。それは朝である。

一人暮らしで自由に時間を過ごしてきただけに、決まった時間に必ず起きるという行為は辛いものがあった。だから弟を送りだした後、再び布団にもぐり込むこともあった。

最初はそうだった。

もちろん張り切って頑張った面もあった。僕も高校生の時は、毎朝母さんに弁当を作ってもらっていた。そんなことは当たり前だと思っていた。いや、そんなことは当たり前だと思わせる母さんの頑張りがあった。

母と同じように毎朝弁当を作ってみて、それは初めてわかった。

弟は僕らと同じ高校に通っている。その高校にはほぼ毎朝、朝課外というものがある。だから弟が家を出ていくのは6時50分だ。それまでに弁当は作られなくてはならない。

手慣れてくれば、それほど難しいことでもない。でも、手慣れてくれば逆にしんどくもなる。それだけ「繰り返す」というのは大変なことなのだ。

継続は力なり。

そう、継続は力だ。

もうすぐ主夫の1年生も終わる。年度末。弟の朝課外も先日終わった。家を出ていくのが1時間遅くなった。少し時間に余裕ができた。

嬉しい。

継続したから今味わえる喜び。


→メニューへ戻る