【雪の日の想い出】
僕がしばらく住んでいた東広島ってとこは広島にしては雪が降る方だった。
そういう僕が車を入手して最初の冬。
ある日、友人の家に居ると雪が降り始めた。そうこうするうちに雪は積もり始め、僕らははしゃぎ始め、、、ワクワクはどんどん盛り上がり「夜更かししようぜ!」ということになった。
そして僕は車で買い出しに行った。
ところが友人宅を出たところで車はスリップ。愛車は田んぼの溝に左前輪をはめて止まった。
実は僕は、ちょっと前に車で雪を経験していたのだが、その時に案外普通に走れたのが悪かった。おかげでうっすら積もった雪を舐め、油断してアクセルを踏んだのだ。「へん!これぐらい楽勝だぜ」
楽勝だったのは数秒。あれよあれよという間に自動車は言うことを聞かなくなり、そっちへ行ってはダメよという方向に進むのであった。あとは何処かへぶつかるか何処かにはまるか。
僕の場合は、はまった。
その後?それはもう大爆笑。
思わぬアクシデント、しかも絵に描いたようなオーソドックスな落ちに笑わずにはいられない。僕は笑いながら友人宅に走って戻り、笑いながら「おい!車が落ちた!」と言い、友人らも一緒に笑いながら現場へ戻り、現状を確認して皆でまた笑った。
結局、ダンボールを噛ませて溝からは難無く抜け出たのだが、それ以降、普通のタイヤでは用心し過ぎるくらいに用心して運転した。
でもホント、あの夜は笑った。