8/29 「和瀬バイパス開通」
『祝!和瀬バイパス開通』
8月29日正午。国道58号線「和瀬バイパス」が開通した。着工から九年。3本のトンネルと9本の橋。それらが全てつながり、名瀬−瀬戸内線の難所がまた一つ解消された。
8月29日午前。バイパスの朝戸集落側にて、開通式が行われた。神事、県知事をはじめ各関係者らによるテープカット、そして通り初めパレード。パレードでは、名瀬小学校吹奏楽部が参加し、開通に華をそえた。
これまで、国道58号名瀬−瀬戸内線は、トンネル工事による改良がどんどん進められてきた。僕は小学校3年まで瀬戸内に住んでいたのだが、あの頃、瀬戸内から名瀬に行くのはそりゃぁ大変なことだった。片道2時間のドライブ。クネクネと曲がりくねった山道の連続。子供としては、「どうやったら車酔いしないか」それだけに全力を傾けたものだ。その後、三太郎トンネル(H1:2027m)ができ、朝戸トンネル(H5:1725m)ができ、地蔵トンネルができ(H7:1065m)、そして今日、和瀬バイパス(1号2435m・2号515m・3号246m)が通った。
和瀬バイパスの開通で、峠のカーブ109は、たった11になったそうだ。これまでのトンネル工事も合わせると、名瀬−瀬戸内間で500近いカーブが消えていったことだろう。「カーブをこよなく愛する会」からすれば憂うべき事態だが、奄美人にとってはとても有り難いことである。
ところで、和瀬バイパスによる時間の短縮は、たったの6分という。「えっ?そんなもんなの」と誰もが思うことだろう。現に僕も思った。確かに、単純に時間だけ見ればそんなもんかもしれない。が、車酔い人口は確実に減ったことだろう。これからの子供達にとって、名瀬−瀬戸内線における最大の関心事は「車酔い」ではないのだ。
名瀬−瀬戸内。今は、もう、1時間もかからない。