2/26 「葉桜の頃」
葉桜の季節がやってきました。
1月の終わりから咲き始めた緋寒桜も旬を過ぎ、青々とした葉を茂らせる頃になりました。写真は本茶峠の様子ですが、旧街道沿いは鮮やかな新緑に彩られ、見ていると気持ちまでもが瑞々しく澄んでいくようです。
「三寒四温」というように、温かくなったり寒くなったりを繰り返しながら春が近づいてくる今日この頃。時折訪れる小春日和のポカポカ陽気は、気持ちまでもを穏やかにときほぐしてくれます。かと思えば、体を傾けなければ前に進めないほどの北風は再び冬を連れ戻し、冷やし固めるように心身から温もりを奪っていく。その繰り返し。
ひと足早い緋寒桜の後を追うように、山々の木々も少しずつ若葉を生みはじめています。深く濃い常緑の奄美。その中にあっても、若葉の瑞々しい鮮やかな色合いはひときわ目を惹く。今はまだポツリポツリとしか点在しない若葉だが、寒と温とを繰り返し、「あぁ、春だなぁ」と人々が口ずさむ頃には、こんもりと山をにぎわしてくれることでしょう。三寒四温で本当に良かった。最後には必ず春がやってくる。